お伝えしたいことあれこれ2

次の健康にとってたいせつなことは、つながり、です。

小さなお子さんの身体をみてほしいとたまに依頼を受けるのですが、今は小学生のような小さな子供もストレスを抱えて胃に負担がかかっていたり、背中が固くなって自律神経がおかしくなっているようなケースも多くみられます。そのような子供が施術を受け楽になることは大切です。ただ、軽く伝えるにとどめていますが、本当は依頼してくださる親御さんのお体も、みせていただきたい気持ちが大きいです。

体はミクロコスモスで、マクロコスモスである宇宙の縮図と例えられることがありますが、実際に施術を通して人の体に触れさせていただいて、感覚を通してそれを体感させられることが多くあります。

たとえば頭痛ひとつとってみても、どこから由来でおこっているものかが違います。ほんとうに頭自体がこっているものから、頸や肩の筋肉疲労からきているもの、背中の筋肉や筋膜の引き連れからきているもの、股関節や、腰からきているもの、腸や肝臓など内臓からきているものなど、その人によってどこから来た症状なのか、同じ場所からであっても本人が訴えている症状は違ったりと様々です。身体のすべての細胞、組織、はつながりあっていて、それぞれが役割をもっていて、一部が負担を負いすぎたりすると他の部分に影響をあたえている、相互に補いあっている、家族や人間社会のように。ドラマがあります。最近そんな体の中を題材にしたアニメ作品をみました「はたらく細胞」このような見方は面白いと思います。

話が飛んでいますが、だからこそ、また大きな意味でつながりあっている家族や、社会、国が元気であることは大切なのかもしれません。個人の心体の病が様々あるように、一筋縄ではいかないでしょうけど。
病や症状は、生命がよりよく生きるために出される声です。私たちを体の60兆個あまりある細胞の一つとみなせば、きっと一人ひとり健康になって、自分の心身が自然にもどって自分の仕事がちゃんとできるようになったら、もっと面白い世の中になるかもしれません。

身体のつながり、ということについて、僕の感覚でどのように施術をしているのか、お伝えしたいと思います。
まずはじめに、身体の表面の繊細な部分を大まかに軽く触れて確かめます。そうすると、生命感のような肌触りが伝わります。これはしっかりと訓練をすれば誰にでも感じることができるものです。
これは生命力、治る力に大きく関わるもののようです。それは、体は目に見える物質だけでできているのではないという、人の見方に奥行きがでてくるところにつながりますが、それは違うところでまた書いてみます。

その部分を大まかに身体全体みて、気になった部分により注意をむけます。その後、背骨の状態、周りの筋肉、筋膜の質、硬いか、柔らかいか、スムーズか、温かいか、冷たいか、などみていきます。脚の関節、腕の関節の動きはどうかをみます、それとともにその筋肉や関節の硬さと、内臓の硬さの相関関係をみます。股関節の運動がたりていないひとは、ほとんど腸の動きも悪いです。実際に硬くなり機能が本調子ではないということです。そうなると肺の動きや頸の動きも疑わしくなるからそれもチェックします。そうしてどこに一番の流れを妨げて負担をおってしまっているところがあるのか、複合しているのか、探して、その部分がふたたび機能をとりもどすように、ねぎらうようにして柔らかくスムーズに動くようにしていきます。

そうすると自然に痛みが軽くなったりなくなっていったりします。
僕が治しているという感覚ではなく、溜まってしまったものをみつけて掃除をしたり、負担をおっているところをみつけて助けるという感覚です。そうすると自然と自分自身がもっている力で治していきます。

そのように部分であったり、症状に目線をむけて、バラバラに見ていたところから、全体的に、バランスを求め、自然に立ち返っていくことを指針にすることが、これからの健康に向かうことかと思います。

美容に関してもそうです。脚が硬くむくんでいれば、お顔の皮膚がたれがちになり、シワができやすくなっています。酸化し易い状態ともいえます。実際に、試してみればわかりますが、足や背中の循環がよくなると、お顔の状態も引き上がり、皮膚の感じがよくなります。
私のところに来ているかたでも、最初は特定の症状でいらっしゃっていた方でも、みてみると、症状をだしているところのほかにも負担が蓄積されていて、施術を受け続けて症状がよくなっていくうちに、足や手の爪がしわしわで、おかしい状態だったのが変化して、きれいな爪が生えてきて。腕や脚の皮膚の質感もガサガサしていたものがすべすべになっていったり、髪の質感がパサパサだったところに潤いがでてきたりしていることに驚かれたりしますが(気が付いていない人もいます。)、肝臓や腎臓などの排毒機能、自律神経の機能、血液循環が回復していく、ということは、皮膚など表面も変化していくことにつながります。高価な化粧品や薬品を気になる部分に用いらなくとも、その人が健康であればそのひとらしくて美しい。オステオパシーの学生時代に授業で病理学の先生が仰っていましたが、内臓も若い人、元気な人のものほど美しいそうです。

そういった視点でみるとみえてくるのが、統合医療になります。
西洋医学だけではなく、東洋医学、食事療法、植物療法、エネルギー療法、心理療法など、様々な専門家がそれぞれの方向から身体をみて、バランスをくずしているところをみつけて、効率よく組み合わせて、助けていくチーム医療ということです。

今の美容に関する例で言っても、体を柔らかく整え体全体として吸収と排泄、代謝が高まることで、より栄養はとどきやすくなり、そこに適切なハーブやサプリメントなどを用いた療法も加えれば相乗効果が期待されます。

誰もがそんな丁寧なケアをうけられるようになったらいいなあと思います。

次は統合医療についての僕の認識と、療法の選び方についてお伝えします。

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