徐々に弱る、徐々に元気になる

宮まつり中止とコロナウィルス感染の後遺症 徐々に弱る

3日前にして宇都宮の宮まつりの中止の知らせが来ました。開催を待ち望んでいた人や、関連する仕事に携わっていた人は大変落胆されたことと思います。

日本においては感染者数の割には今時点そんなに亡くなる人や重症者が多くないようですが、慎重な姿勢は行政としてはいたしかたなかったかもしれません。

新型コロナウィルスはとても変異のスピードが早く、mRNAワクチンにおいても開発当初は数時間で変異株に対応できるとの話だったけれど、オミクロン株に対応できないままに、半年が過ぎ、新たな株が続々と出続けています。

そんな中、注目したいのはコロナウィルス感染の後遺症の長期化です。

これまでの風邪やインフルエンザは発熱や倦怠感など風邪の症状が一通り過ぎた後は、大抵の人はスッキリと治り日常生活に戻れます。ところがコロナウィルスに関しては、一度治ったように見えても、倦怠感が続いたり、頭痛や息切れ、動悸、味覚、嗅覚が戻らない、物忘れ、頭が働かない(ブレインフォグ)鬱などの不定愁訴が長期に渡って続く方が一定数おられるようです。しかし未だその機序は明らかになってはいません。https://www.city.yaita.tochigi.jp/site/coronavirus/coronavirus-kouisyou.html

最終的には不安感や鬱症状を抑えるために精神安定剤の処方に落ち着くというケースが多いのでははないかと思います。

ただ、その不安感や鬱症状、その他の不定愁訴はとても重要な体からのシグナルで、それを薬で長期間抑え続けることは今まで様々な人を見せていただいてきた経験上、得策ではないと思います。

本当に辛い症状を数日とか、1〜2週間など短く的を絞って、症状を抑える薬に頼りながら、原因を探っていったり、元気になることを試していくことは有用なことだと思います。しかし、原因に目を向けることなく、長期にわたって症状を抑えることを目的とした薬を服用することは、さらに長い目で見ると、状態の悪化につながるのではないでしょうか。

施術者としての経験上、体は治りたいから、違和感を教えるために痛みや不快感のシグナルを出します(まだ出ていればいいのですが、あまりにも体から切り離されるタイプの人は感じない、もしくは倒れるギリギリまで押さえつけたりしています)。偏って負担がかかっていたり、栄養不足であったり、排泄がうまくいってなかったり、何かしらのケアを必要としている部分があります。そういったことを無視して不快感を打ち消す薬を長期で摂り続けたり、痛みを打ち消す注射を打ち続けたりすると、動けなくなるくらい重い症状や、倒れるような重い病気となって現れます。

そういった場合、下手に痛い箇所を手術しても、症状が変わらないことも往々にしてあります。

上野英樹教授の見解

ウィルス排除や免疫暴走を抑える細胞を研究されている、京都大学の上野英樹教授が2500名のコロナ罹患者の血液を調べたところ、ウィルスを排除する細胞がデルタ株の頃に比べて、オミクロン株の罹患者の血液中では少なくなっている事がわかりました。

これは、体からウィルスやそのカケラが体外に排出されづらい状況を表します。

mRNAワクチンを多くの人が2回打ったことによって、その人たちが新型コロナウィルスに対するT細胞を持った状態で罹患したこと。それによって排出をする細胞が増えることが期待されていたけれど、逆の現象が起きているようです。

まずは排泄できるように、それに関わるような体の器官を元気づけることが第一に大事なことかと思います。不要なものが出ていかないと、いいものも入ってきません。

以前載せた、トライザーの説明に際して取り上げた4チャクラと胸腺のところと、3チャクラのところ「トライザー氣望

肝臓について取り上げたところ「肝臓についてのまとめ」が参考になると思います。

子供の肝炎

最近16歳以下の子供の肝炎が増えていると取り上げられていました。「小児の原因不明の急性肝炎について

実は先日実家へ行った時、12歳の甥っ子が急に食欲がないと言い出し、大好きなカレーも食べられずに早々と寝床に行ったのでどうしたのかとみてみたら、腸と肝臓がパンパンに腫れていて、背中も交感神経が緊張するような形で特に肝臓、腎臓裏が固まっていました。和らげると楽になって喜び。

他にも施術を受けてくださった子供さんで同様か、それ以上に悪かった例もあり。原因がコロナなのか何なのかわかりませんが、想像以上に子供達も疲れている世の中なのかも。

子供はこの星の未来です。私たちが思っているよりも、事態は深刻なのかもしれません。

徐々に元気になる 1

その他、印象深かったケースを2つ、お伝えさせていただきます。

1つ目は自分の施術を長年受けてくださっている方のお母様をはじめて見せていただいた時のお話です。

お母様は乳がんの経験があり、リウマチや高血圧症を患い、左膝が腫れ、両肘が酷く曲がり、手も痛そうで、ようやっと施術ベッドのある2階まで上がってきてくださいました。

施術をさせていただいて、少し和らいで、ほっとされた様子は嬉しかったのですが、年齢もあるし、たまに施術を受けるくらいでは間に合わないくらいに状態が悪く感じたので、トライザーのレンタルをお勧めさせていただきました。

トライザーは気持ちの良いものなので、お母様も途中まで購入を考えておられたそうなのですが、あまりにも痛みが強く、その時特に痛かった患部に長時間温めるような形で当てて悪化するようなことがあり、購入をやめようかと思われていたそうです(炎症箇所を温めたことによる悪化。トライザーのメインの機能は特定の周波数の光を当てることです。数分ほど当てても変化しない場合は他の部分により深い原因がある神経痛であったりするので、そこを探っていけるようになると変化を感じることができて、より一段深いケアを自宅でできるようになります)。

そこで娘様が相談くださり、娘様が見る限り、元気になってきているとのこと。それは声の張りであったり、歩いている姿であったり、行動量であったり、目の力や、肌艶であったり、長く患っているほど、本人ではなかなか気が付きにくい部分なのだと思います。

フィールさんのご厚意により、レンタルを延長して、購入時にレンタル時に支払っていた時の代金を差し引いての購入でOKとの申出により、そのまま延長して使われることになりました。

その後ちょっと驚いたのが、介護ベッドの購入を検討され注文していたところを、お母様がご自身でキャンセルされたとの事です。

その後にいただいたトライザーを使用しての体験談を転載させていただきます。

母:首の裏と両肩が痛くて、毎日湿布を貼っていたが、貼らなくてよくなった。左膝が腫れていたが、腫れがひいて、右膝と同じくらいになってきた。

リウマチが酷い時は、血圧が高くなりやすく、上は200くらいになることもあり、それと共に熱が出て、体調が悪いことが頻繁にあった。今は血圧も安定し、熱も高く上がらず、明らかに体調の良さを感じる。

父:手のひらにしこり?があり、当てていたらしこりが小さくなってきたとのこと 無くなることを期待して継続中です。

以上

ここで注目してほしい、心に留めてほしいのは、トライザーは素晴らしいから手に取って使っていただきたいということだけではなく。

調子の悪い時の自分の感覚を過信して意固地にならないこと。

娘様がお母様を観察する目と心があって、初めてこの結果に至ったのだということです。

徐々に元気になる 2

もう一つのケースは、トライザーを購入されたW様のお知り合いの方の娘様。

幼稚園に勤めておられたけれど、全身に発疹ができ、痒くて夜も寝られずに体調を崩し、退職。病院に行くと、直接は言われなかったが、先生と看護師の話が聞こえてきて、ワクチンの影響ではないかとのことでした。

オマリズマブという抗Ige抗体治療でアレルギー反応を抑える治療を受けているけれど、ひと月に一度の注射で発疹はひいても、また繰り返し出てくる。薬価が高く、ひと月で1万7000円する。体調は回復しないので、復職できない。とのお悩みでした。

軽くお体を見せていただくと、背中、特に肝臓や腎臓の裏の筋、筋膜が奥の方までパンパンに張っており、肝臓や腎臓の負担が予想されたのでみてると、実際腸や肝臓が張って腫れていました。深く眠れておらず、頭部も影響を受けており全身の神経系、内分泌系への影響が予想されました。肝腎の弱りから、体に不要になったものを分解、排泄することに手間取っている状態からの脱却が第一。

トライザーのレンタルご希望だったので、使い方をお教えして、2週間お試しいただきました。

2週間後、肩こりとか不快感が楽になって助かったけれど、残念ながら、また発疹がでてしまいましたとのことで、購入することなく返却されました。

ここで気がついたのが、明らかに元気になっていること。お顔が明るく輝き、声もしっかりして、背筋がのびて胸が開いている。

このままお使いになったら、発疹も治るのではないかと思ったけれど、押し売りのような印象を持ってほしくなかったので、お伝えすることはしませんでした。

もしかしたらそのまま良くなるかもしれないし。

けれど、良くなったところで本人はおそらく自然治癒だと思うのではないでしょうか。

自然に元気になる 

この二つのケースで大事なのが、それくらいわからないくらい自然に元気になることの大切さです。種がいきなり芽吹き花咲かせないように、体の中で一つ一つの細胞が代謝し、仕事をして、排泄して、栄養を摂って、疲れが取れて、正常な脱皮ができる。そんなたくさんの命の有機的な繋がりの中で、少しずつ変化変容する。(ちなみに的確な場所に良いアプローチできた時は感覚としては軽く感じたり、痛みが軽減したり消えたりと、結構すぐに良い手応えを得ることができます。)

気がつくことなく、もしくは症状を抑え続け、どんどん弱ってしまうのか。

せっかく感じることができた症状に意識して目を向けて、徐々に元気の回復を目指すのか。

大きな分かれ道だと思います。

私たちがたくさん働いて疲れた後に、休息や栄養の補給が必要なように、今まで頑張ってくれていた部分、頑張り過ぎている部分に気がつくことができたら、そこを労わる。

それに気がつく目としても、実際の助け手としても、良質な手技療法家や、エネルギー療法家にみてもらうことはおすすめです。

なかなか新しく出会いを広げることが難しい今時期。自宅でできるものとして、トライザーは自分が大切に思う人皆に使えるようになってほしいです。

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